魚へん漢字

魚へんに刀「魛」の読み方や由来は?

魚へんに刀の漢字は?

めぐ
めぐ
こんにちは、めぐです。

先日、魚へんに刀という漢字を見つけました。なんと読むんでしょう?読みがわかったあとにパソコンで変換してみたんですけど出てこないんですよね。刀のような魚といえば、うーん…

今日は、魛の読み方や成り立ちを、物知り博士のカジカ先生に聞いてみましょう。

魚へんに刀の読み方はなんて読む?

カジカ先生
カジカ先生
ふむふむ…。お探しの漢字は、

たちうお

じゃな。

めぐ
めぐ
カジカ先生、普通は、たちうおの漢字といえば、太刀魚を思い浮かべるんだけど…。

なぜこの漢字なの?

たちうおの漢字の由来

カジカ先生
カジカ先生
由来はのー、

たちうおは、長ヒョロイ銀白色の魚なんじゃ。体長はビッグサイズのものだと1.5mにもなる。その様子はまるで太刀。そんなことから、この漢字が使われておるのじゃ。

つまり、魚の刀ということじゃな。

めぐ
めぐ
魚の刀って書くってことは、強い魚なの?

カジカ先生
カジカ先生
そう!まさに。実は、鱓(うつぼ)と同じで、海のギャングと呼ばれておるんじゃよ。

そこら中のイワシや小アジ、イカや甲殻類などをぜーんぶ食べてしまう、フッシュイーター(魚食魚)なんじゃ。

カジカ先生
カジカ先生
生息場所は、水深100mあたりのところなんじゃが、朝夕に海面に上がってくる習性があるんじゃよ。立ちながら泳ぐ姿から、立ち魚と呼ばれることもあるんじゃよ。
めぐ
めぐ
へー、たちうおって、ひょろひょろしてて、穏やかそう♪なんて思ってのは間違いだったのね…

カジカ先生
カジカ先生
そうじゃよ、よーく見てごらん。歯が鋭利だからのー。口元に手を持って行っちゃいかんぞー。血だらけになるぞ。

魛の漢字の豆知識!ことわざ編

カジカ先生
カジカ先生
日本には魛のことわざはないんじゃが、お隣韓国には、あるぞ。

<韓国のことわざ>

たちうおがたちうおの尾をかむ
カルチガ カルチ コリ ムンダ

意味:親しい関係でありながら、仲間同士で騙し合うこと

カジカ先生
カジカ先生

怖いことわざじゃの。たちうおは、仲間の尻尾を食べたりもするので、この諺ができたそうじゃよ。仲良くが一番じゃ。

めぐ
めぐ
仲良しが一番よね!で、たちうおって、食べれるの?

魛は食べれるの?捌き方は?

カジカ先生
カジカ先生
もちろん。食べられるぞ。

ワシが尊敬しとるYouTuber金子さんがドラゴンと呼ばれる大きいたちうおを釣りに行って南蛮漬けを作っているから興味のある人は見てみよ。

カジカ先生
カジカ先生
たちうおはどんな料理でも本当に美味しいんじゃよ。刺身に竜田揚げ、塩焼きに南蛮漬け。どれもうまいんじゃよ。
めぐ
めぐ
カジカ先生、今日も勉強になったわー。次の漢字も楽しみにしてるね!